子どもがインターナショナルスクールに行く前に知っておきたい表現

幼児からの英語教育はグローバル社会を迎えた今、非常に注目されています。幼少期に英語の音に鳴らすことで、ネイティブが英語を習得するのと同じように体に染みついていくからです。

子どもが適応能力は非常に高いため、慣れない環境、見たことのない人種の先生を目の前にして数日間泣きわめいて授業にならない子どもも多く見かけますが、あっという間に適応してしまいます。

ですから前もっての準備も実はあまりいらないかもしれませんが、中には最初からずっと静かなまま数週間過ごしてしまう子もいます。このような子はずっと「我慢してしまう子」でどういえばよいのかを指導してもかたくなに受け入れない状態になっている場合があります。

どの様な状態でも事前に最低限の事をしっておくのは良い事です。今回はインターナショナルスクールで生活する際に知っておけば子どもが困らない表現です。

日本語訳を付けていないのはどちらかと言うと「どのようなときに言う」と覚えておいてほしいからです。英語はそのシチュエーションで意味がいろいろ変わります。

朝のあいさつ!

これは基本です!すべてのコミュニケーションはあいさつから始まりますから、ここでつまづいたら次の会話に進めません。多くの場合言葉が分からないというよりは話すという事に慣れていない状態です。家庭内でママとだけでなくパパや兄弟、親戚などにも協力してもらって色々な人と英語であいさつする練習をしておきましょう。

Good morning!

午前中、特に早い時間に人に会った時の挨拶です。

Hello!

朝から晩までいつでも使える挨拶です。

今日の状態を伝える。

How are you?

中学校になると英語の時間の最初に毎回使うこの表現。挨拶としても使います。(How are youについてより詳しく!)ここでは学校の先生が子どもたちの調子を聞いていますから、しっかり答えます。また先生にも調子を尋ねます。

I’m fine thank you. And How are you?

I’m not feeling good. – (あまり気分がすぐれない時)

このように、自分の調子が悪い時にはしっかりと自分の様子を先生に伝えられた方が良いです。更に細かく言えば、どこがおかしいのかも伝えられるといいでしょう。

I have a stomachache. (おなかが痛い時)

I have a headache. (頭が痛い時)

I’m sleepy. (眠い時)

I’m nervous. (緊張しているとき)

やりたい事の許可を得るとき

May I go to the bathroom please? (トイレに行ってもいいですか?)

May I go wash my hands? (手を洗いに行っていいですか?)

May I drink my water please? (自分の水を飲んでもいいですか?)

May I have a tissue please? (ティッシュをもらえますか。)

課題が終わった事を先生に伝える時

授業中先生に与えられた課題が終わったときや順番でやらなければならないことをやり終えたときにはきちんと先生に「終わりました!」と伝えることも大切です。申告しないといつまでたっても次の課題を与えてもらえない事もあります。

I’m done!

I’m finished!

友達と遊ぶとき

友達と一緒に遊びたいときにも少しは自分の意見を主張できるようになっていたほうがすんなりと学校になじめます。「一緒に遊ぼう」とか「一緒に使おう」や、やめてほしいことは「やめて」などきちんと表現できると楽しくなります。いろいろな国の子がいる学校では自己主張をする子も沢山います。自分もできないと置いていかれてしまいます。

Let’s play together. (一緒にあそぼう!)

This is mine! (これは私のだよ!)

Share it please! (それ一緒につかおう!・それ分けて!)

Stop it! (やめて!)

帰るときに言う言葉

学校が終わって帰るときにも友達にあいさつをして帰るようにしましょう。とにかく言葉は常に発していないと簡単な言葉でも出てこないものです。

See you tomorrow! (また明日ね)

もし週末だったら、先生たちが子どもにこんな「良い週末をね」なんて言う場合があります。

Have a nice weekend! (よい週末を!)

インターナショナルスクールでは、日々の暮らしを英語にすることで生活に必要な英語を学べます。トイレに行くときや歯磨きするときなど、生活に必要な言葉を毎日繰り返し使う事で体に染みついてくるのです。

繰り返しになりますが、言葉は使っていないと身に付きません。ここではインターナショナルスクールに入るときに最低限子どもが話せるとすんなりクラスに溶け込める言葉を紹介しました。クラスに溶け込んだら日々の生活の中から沢山表現が学べます。

是非インターナショナルスクールにチャレンジしてみてください。