国際宇宙ステーションに滞在している宇宙飛行士とリアルタイムで話ができるなんて、なんてワクワクする体験でしょう。ARISSが提供しているこのプロジェクトには実際に日本をはじめ世界中の多くの子どもたちが参加しています。
学習のポイントと概要
宇宙飛行士と無線で話をするには、どのような準備が必要なのでしょうか。聞き取ってみましょう。また宇宙ステーションに搭載されている無線の機器も見せてくれます。この動画は短く、子供に向けて語られていますが、大きな夢とロマンが十分に詰まっています!
LESSON VIDEO
※動画の右下にある設定ボタンから「字幕ボタン」をON・OFFにして学習に利用しましょう。まずは、ONで見て、次にOFFにして聞き取り練習を行ってみてください。
Vocabulary – ボキャブラリー
aboard(搭乗) / reward(やりがい) / undertake(請け負う) / orbit(軌道) / transmit(送信する) / transmitter(送信機) / worldwide(世界的な) / amateur radioまたはham(アマチュア無線) / volunteer(ボランティア) dedicated to~(~を専門とする) / consist(構成する) / establish(設ける) / configure(設定) / the predicted time(予測される時間) / remaining(残る) / rebroadcast(再放送) / brilliant(輝かしい) / pupil(生徒) / inspire(奮い立たせる) / privilege(特権)
Phrases and sentence
Welcome aboard the International Space Station where the orbiting Earth 16 times every day.
毎日16周、地球の周りを回っている国際宇宙ステーションにご搭乗ありがとうございます。
One of the most rewarding activities that some astronauts undertake on orbit is to talk to schools using the space stations ham radio.
宇宙船に乗って軌道をまわる宇宙飛行士にとって、最も価値のある活動の一つは、宇宙ステーションの無線を使って地上の子どもたちと交信することです。
We usually get about 9 or 10 minutes of good radio contact before losing the signal.
私たちは9~10分間ほど、周波数の良い状態でつながることができ、その後信号を失います。
We’re traveling at nearly 18,000 miles per hour which is an incredible 25 times the speed of sound.
私たちは1時間に18,000マイル程の旅をしています(時速28,968㎞)。それは音速の25倍という驚異的な速さです。
It’s a true privilege to be able to inspire our next generation of scientists and engineers through amateur radio.
アマチュア無線を使って、次の世代の科学者や技術者を励ますことができるのは、とても光栄な特権です。
Summary – まとめ –
空の向こうの遠く離れた宇宙に浮かぶ国際宇宙ステーション。そこで実際に搭乗している乗組員の方と、リアルタイムで会話ができるなんて、夢のようですね!「大きくなったら宇宙飛行士になりたい」…宇宙飛行士の方々も、初めはそんな夢を描いていたのでしょうか。よくある子供の頃の大きな夢ではありますが、それを実現につなげる次の一歩は、このような、ワクワクする実体験なのでしょう。またこのプログラムは子供たちを励ますだけではなく、家庭から、いえ地球から遠く離れた厳しい環境にいる宇宙飛行士たちを励ますことにもつながるのでしょうね。
It’s an exciting experience to be able to have a real-time conversation with the crew members who are actually on board at the International Space Station, which floats in the distant space beyond the sky! “I wanna be an astronaut when I grow up!”—It’s a big dream for children, but the next small step to make it real is probably such an exciting real-life experience.
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