木星 宇宙のふしぎ

英語で学ぶ、子ども天文学シリーズ。今回は木星についてです。自宅にいながら、子どもたちの知的好奇心を掘り起こしましょう。

学習のポイントと概要

木星は太陽系の中で最も大きな惑星です。太陽系の木星以外の惑星をすべて集めて2倍したよりも、もっと大きいのです!木星は、夜空で月や金星に続き3番目にとても明るい星で、ガスでできており、衛星を60個以上も持っています。また常に、太陽系の中で最も強い嵐が吹きすさんでいる星です。このように木星はとても驚きの多い星です。

LESSON VIDEO

※動画の右下にある設定ボタンから「字幕ボタン」をON・OFFにして学習に利用しましょう。まずは、ONで見て、次にOFFにして聞き取り練習を行ってみてください。

Vocabulary – ボキャブラリー

hydrogen(水素) / helium(ヘリウム) / methane(メタン) / ammonia(アンモニア) / massive(大規模) / diameter(直径) / telescope(望遠鏡) / mass(質量) / whirlpool(渦) / churning(かき回す) / Io, Europa, Ganymede and Callisto (木星の4つの大きな衛星イオ、エウロパ、ガニメデ、カリストー) / Mercury(水星)

Phrases and sentence

Jupiter, the fifth planet from the sun, is also the largest planet.

木星は太陽から五つ目の星で、最も大きな惑星です。


They were discovered by the Italian astronomer Galileo Galilei about 400 years ago.

それら(木星の衛星)は400年前のイタリアの天文学者、ガリレオ・ガリレイにより発見されました。


It is so large that if it were a big jar, more than thirteen hundred earths could fit inside of it.

木星はとても大きく、地球が1300個も中に入ってしまうほどです。


It is the third brightest object in the night sky – dimmer only than the Moon and Venus.

夜空でとても明るく輝き、その輝きは月や金星よりほんの少し劣る程度です。


Spinning so quickly causes strong weather patterns in the clouds surrounding the planet.

とても早く回転するので、大きな気流が発生し、周りを覆っている雲に独特な模様を描き出します。

Summary – まとめ –

木星の中に地球が1300個も入ってしまうなんて、なんと大きく、途方もない規模の星でしょうか。にもかかわらず、とても動きが速いのです。地球は24時間で一回転しますが、木星はその巨体を9時間で一回転させてしまいます。だからこそ、あの独特の縞模様なんですね。回転によりガスの気流が発生し、最も荒ぶる嵐の惑星と呼ばれています。

How big and tremendous it is to have 1300 Earths in Jupiter! Nevertheless, it spins very fast. It says The Earth rotates once every 24 hours: but Jupiter rotates once about every 9 hours – how fast! That’s why it’s that unique striped pattern. And this makes Jupiter the stormiest planet in the solar system.