山本由伸、圧巻の10奪三振

学習のポイントと概要

山本由伸がドジャースタジアム2025年デビュー戦での10奪三振の実況を英語で聞き取ってみましょう。

LESSON VIDEO

Vocabulary

rough : 不調
jams : 詰まらせる
back-to-back : 連続の
misses : 空振りする
draw : 先制する
first blood : 先制点
rings him up : 見逃し三振する
occupied : 埋まってる
punch out : 空振り三振
deuces wild : デュースワイルド

Phrase and sentence

He pitched five innings and recorded 10 strikeouts.


彼は5回を投げて10奪三振を記録しました。

He got out of a two-out, two-on jam with back-to-back strikeouts.

彼は二死二塁のピンチを連続三振で切り抜けました。

野球用語における「deuces wild(デュース・ワイルド)

野球用語における「deuces wild(デュース・ワイルド)」は、ポーカーなどのカードゲームに由来するスラングで、特定の状況を表す際に使われます。

その意味は、**「2」に関連する数字が複数重なる状況」**を指します。具体的には、以下のようなケースです。

  • カウントが2ボール2ストライクで、かつ2アウトである状況
  • 上記に加えて、ランナーが2塁にいる、または得点が2点であるといった状況が重なる場合もあります。

この言葉は、特にテレビやラジオのアナウンサーが、ゲームの展開が予測不可能で面白くなってきた状況を表現する際に使われることがあります。カードゲームの「デュース・ワイルド」では、「2」のカードがどんなカードとしても使えるワイルドカードであることから、**「何が起こるかわからない、エキサイティングな状況」**というニュアンスが含まれています。

このフレーズを広めたのは、伝説的な野球アナウンサーであるヴィン・スカリーと言われています。

要するに、「deuces wild」は野球において、2という数字が複数絡み合い、試合の行方がより一層わからなくなってきた、または劇的な展開が期待されるような状況を表すスラングです。